企業価値と人材教育

企業価値とは何か。ホリエモンではないけど、自分でビジネスを作るような仕事に
関わっていると考えてしまいます。

昨日、ふとテレビを見ていたら、SBIの北尾さんが言っていた(うら覚え)
企業価値とは、顧客価値、株主価値、人材価値である。」
とくに集中せず聞き流していただけなんですが、これは重要だと思う。
SBIホールディングスVISIONにも出てる。
http://www.sbigroup.co.jp/company/information/vision.html


それで、これらのキーワードで調べてみた。

「工業化社会から情報化社会、知識社会へと時代が変化していく中で、企業の競争力を決定する主要因が、土地・カネ等の有形資産から『知識』という無形の資産=『知的資本』に替わった。『知識』を持った個人=人的資本の重要性が急速に向上してきた。そして、新たな人的資本の調達力=採用力は、企業力の重要な一角を占め、かつ、高い企業力、企業価値を有するための必要条件となった」

リクルートワークス研究所http://www.works-i.com/management/bland.html
こちらは、人材採用的な側面ではあるが。

企業価値の根本は、「人材価値」なんだと思う。
「人」が「顧客」との関係を生み。
「顧客」が「利益」を生み」
「利益」を元に「人」が将来生み出す「利益」を元に「株主価値」が算出される。
「人材価値」こそが根源なのではないかと。


となると、会社にとって、「企業価値」を上げるためには、いかに良い人材を
確保できる環境を構築できるかという事につきるのではないかと思う。
一時的に、社外から人を採用したとしても、効果も一時的、社内には残らない。
残そうとして貼り付けた社員も、社内環境が悪いと、当然良い環境を求め出て行く。
今、少子化ゆとり教育に伴い、若者の質が落ちていると聞き、実際感じる。
ただ、人材市場自体は流動化が大きくなっているので、会社と人が出会う
機会は今までに無いぐらい増えていると思われる。
結局は、「社員の教育」が普通に行える環境を作り、教育投資を継続して行って
いく事こそが、企業の安定した発展「企業価値の向上」に繋がる唯一の道だろう。


昨年から「大人の教育」に興味を持ちいろいろ調べ始めたのだが、なぜ興味を持ったのか
いまいち納得してなかったが、これで納得がいった。


忘れないように、ここに残すことにする。


# 株式投資の際の指標として、社員一人当たりの投資額を基準にすると長期投資には
# 最適な指標になるのではないだろうか。
# 機関投資家やファンドやるなら、これを指標にやってみたいな。